どうも、ヤシオです。寒いのか寒くないのかよくわかりませんね。
先日、旧来の仲のまさんさんと会食しました。
彼とは以前やっていたFC2ブログのころからの付き合いなんで、当然趣味も近いわけです。ラブライブ!サンシャインのファンをやっていた時もライブに一緒に行き、始発までファミレスで語らった仲でもあります。(彼はダイヤさん推しですわ)
簡単に紹介するとすごい人なんです。
ビジュアルノベルの紹介・評論をやるユーチューバーとして活躍中で、動画も声が聞き取りやすいからそりゃ伸びるし、生配信もトークが上手でしっかりコメントを拾ってもらえるので視聴者目線でとても見やすい人だと思います。
自身の可愛いアバターも登場します。かくいう筆者も配信やるならこういうスタイルがいいなと参考にするつもりです。
YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/@masanlive
まあ、ビジュアルノベル……って言うと一昔前のPC向けギャルゲなりエロゲなりのことだと認識してますが、これって昨今の深夜アニメ文化の重要なファクターだと思ってます。
CLANNADとかAIRとかリトルバスターズとか、有名な美少女深夜アニメって意外とビジュアルノベルが原作だったりします(挙げたのは全部keyですが)。
最近はその枠も小説家になろう産だったりスマホゲー産にとってかわられてる気がしますが、かつてはビジュアルノベル産、もしくはビジュアルノベルで有名になった作家によるオリジナルアニメなんてものが多かったわけです。
2014年くらいまでのアニメが好みだった筆者にとって、ビジュアルノベルこそオタク趣味の源流とも言えます。
なので、まさんさんと話してると、筆者の頭の奥底にある「オタクだった遠い記憶」が呼び覚まされます。デスノートを手にして記憶が全戻りする夜神月みたく、真人(21)だったり、開幕から肉塊のCGだったり、セーブデータに干渉してきたり、かつてプレイしたありとあらゆるビジュアルノベルの記憶が高速で駆け巡ります。
(とはいえ単価が高いので20作そこらしかやってませんが…)
これは後ほど詳しく語りたいのですが、筆者はここ数年オタク趣味とは無縁の生活を送ってました。オタク…というより発達障害とかコミュ障なのが一番の原因とはわかっていながらも、人付き合いがどうしてもうまくいかないので、懸命に「一般人」に擬態しながら社会人生活を送るのです。
新卒の時はわけあって営業系の仕事に就きました。ノルマも厳しくないし安定してていい仕事でしたが、上司後輩同僚すべて「一般人」です。
アニメは流行ってる少年誌のやつなら知ってる(鬼滅は見たよ!とか)、いわゆる美少女アニメは見ない(ほぼ間違いなくエヴァはテーゼすら知らない)、ゲームはマリカーか桃鉄、のような普通の人です(※)。つまりこの手の趣味について話せるわけがないということです。致し方なし。
※もちろんこういう人こそスタンダードです。
「一般人」に擬態している以上、当たり障りのない回答というものを身に着けていきます。その過程で、アニメゲームから一旦離れて、飲み屋とかテレビとか、俗世間の普通の話題に触れなくてはいけません。
決して適応できているとは思ってませんが、筆者なりに擬態を頑張った結果それなりに親しくしてもらえるようになりました(まあ運が良かったのかもしれませんが)。ただしこれは本来のオタクである自分を沈めている状況です。(※)
※呪術廻戦で宿儺が伏黒の意識を完全に沈めるために漬かりこむアレです。
でも結局はオタクとして生きた時間の方が少しだけ長いので、近しいオタクに出会うことで記憶が呼び覚まされるし、そのジャンルが好きで追っかけていた熱量のなごりだけは思い出すことができるんです。オタクでも一般人でもない半端モンがどっちかになれるタイミングです。
まあ結局、現職でも一般人に擬態して仕事してますが、それなりの頻度で濃ゆい趣味の話が出来る環境を目指してます。どっちでもないってのは精神衛生上よくないので。
何が言いたかったというと、旧来の付き合いは大事にしていきたいということです。
ヤシオ
Comments